妊活について④
本日も卵チェック。
診察台の椅子に乗って器具を入れられる。
初めてこの椅子に乗った20代前半の頃、なんて辱しめを受けているんだ!と辛くなったし、器具が痛くて力を抜けと言われても、全然抜けず身体中の筋肉が強張った。
今では慣れたもので、だいぶ力も抜けるようになってきた。
それでも出来れば早くこの台を卒業したい、と思った。
エコーで卵を見る。
片方はすこーしだけ大きくなっているが、それでも目標届かず。
もう一方は全く育っていなかった。
問診の部屋に戻ると、先生は初めて困った顔をした。
これでは排卵をしないだろうから、また生理を起こさせます、と薬の処方。
あぁ、またか。振り出しに戻る。
帰って旦那さんの顔を見たら涙が出てきて、
まただ、前と一緒だ、と泣いてしまった。
事情を話すと、旦那さんは
そんなに深刻なことでもないんじゃない?とのこと。
たしかに、考えてみれば、初めて引っかかっただけで、排卵に関する薬や治療はしてない。
ということは、これも先生の検査の一環?と思い始めた。
大丈夫、大丈夫。
旦那さんがそう言って抱きしめてくれたから、まだまだ頑張ろう、と思った。
この人を父親にするのが、今の私の夢。
頑張る。