徒然記録

アラサー妊活女の思ったこと、覚えておきたいこと、記録など

妊活について

昨日、久々に産婦人科の病院に行った。

 

久々、というのも、昨年の夏頃、4ヶ月ほど生理が来ていないことに気付いた私は(元々超不順)、母のパート先の方がオススメする産婦人科の病院へ通っていた。

最初は市立の病院へ行き検査してもらった所、

排卵してない

多嚢胞性卵巣症候群では?

・太っているとなりやすいから、痩せろ

・なんでガン検診受けてないの?

・ていうか子供は新婚さんやし、まだいいやん

・で、どうしたいの?

 

といった具合の言葉を浴び、なんか色々モヤモヤイライラして、自分が悪いのもあるし、しょうがない、と放っておこうかと思った。

けど、妊娠しにくい身体なのか、と知った時、悲しくて涙が出て来た。

不妊で悩む人の話はよく聞いていたし、ましてや自分がそうなるなんて本気で思ったことはなくて、もしも赤ちゃんが出来なくても、旦那さんと2人で幸せに暮らせたらそれでいいや、位に思っていた。

でも、いざ自分の身体を知った時、まるで、

お前は不良品だ

と言われているような気持ちになった。

 

すぐさま夫に話すと、

「不良品なんて言うな」

と叱られてしまった。

そこで母に相談し、近くの評判の良いお医者さんにかかることになる。

 

そこがまぁ古い病院で、おじいちゃん先生が診てくれる。

一応3~4ヶ月通って、低用量ピル、クロミッド、色々試して生理は来ても排卵しなくて、10月に入る頃、おじいちゃん先生の限界が来たらしく、閉院のお知らせ。

最後の最後まで、優しく励ましてくれたけど、結局自分は薬が効かない、多嚢胞性卵巣症候群の疑いがある、不良品であるということに現実味を増しただけで終わった。

その頃は、病院から帰ると毎回泣いて、夫を困らせた。その度に夫は、ヨシヨシと抱きしめてくれて、良い人と結婚したなぁ、と実感した。

そしてそんな夫を、どうしても父親にしてあげたい、と強く思うようになった。

 

さて、昨日の話。

随分待ってやっと夜の20時半頃に診察開始。

40〜50代の男性の先生は、親しみやすい雰囲気で、でも「賢いんだろうなぁ。」と即座に分かるくらいのテキパキ感。まぁお医者さんなんだから当たり前だけど。

「わたし、多分多嚢胞性卵巣…」

と言いかけたところで、すかさず

「違うと思うよ」と一蹴。

呆気に取られた私に、いかに多嚢胞性卵巣症候群が珍しい病気であるかを説明してくれて、それらしい症状があるのと、その病気とでは物凄い差があるのだと教えてくれた。

また、もしかすると私は一年の内、3~4回しか排卵してないかもしれない、とのこと。

それから、今後のスケジュールについてのお話。

①今日はホルモン、ガン、貧血の検査。

生理を起こさせる薬の処方。

②6月の初旬に結果が分かって排卵や卵管の検査。

③7月頃までに夫の精液検査。

④私と夫の相性検査。

 

そこから、どういう治療をするかを決めていくのだという。

で、あれよあれよと検査に入り、お馴染みの股パカー椅子に。

昨年の病院は、もう既にパカーしてる所に足をかけるという、難しい椅子だったのだけれど、今回の所は普通に座って自動で動いてパカーのやつ。こっちの方が楽だけど、恥ずかしい…。

何種類か採取?みたいなものをして、続いてエコーを見せてくれた。

 

まず、子宮の大きさは平均的。至って普通。しかし、子宮内膜は良いとは言えない。

薄いところもあれば、厚いところもあって、これでは着床もしにくいとのこと。

考えられる原因として、

①睡眠不足「12時までに寝てるか?」

②最近風邪を引いたか

③ストレスを抱えていないか

正直、②以外に心当たりはあった。

そして、卵巣のエコー。

今はほぼ卵がない状態。

よく分からないけど、これで多嚢胞性卵巣症候群ではないことが言えるそうで、つまり私は赤ちゃんがちゃんと出来る身体であることが言える、とおっしゃった。

 

検査台からまた診察室に戻ると、今の私の子宮について説明。

2月に生理が来て、そこから数日しか経ってないレベルの子宮。かなりのんびり屋さんなので、このまま放っておけば、8〜9月位に生理が来る寸法。それではいけないので、薬で生理を起こさせます、とのこと。

 

その後、採血をして終了。

なんだかクタクタになったけど、心は軽やか。

そりゃ、待合室にいた妊婦さんや、エコーの写真を持って出てくる人、子供の検診に来ている人、あの、妊婦さんのキーホルダーを見ると、ちょっと胸が苦しくなったけど、それでもまだ希望があるんだ!と明るくなれた。

今回こそ、頑張ろう。

 

昨日から、夜の23時、決まった時間に薬を飲む。

生理を起こさせるやつ。

今度こそ、泣かずに頑張るんだ。